女性には、女性ホルモンによる変化(月経や更年期)をはじめ、社会的にも就職、結婚、出産、育児、介護など様々な選択や生き方がございます。それらに対応するのは、本当に大変。心にとってもストレスがかかります。
そのため病気の症状のみならず、それらにあわせた治療を行う必要がございます。
当院は婦人科ではないため、女性ホルモン補充療法やピルを処方することはできませんが、女性ならではの環境に合わせた治療を行います。
出産後は、体の変化だけでなく、女性ホルモンの変化、24時間の育児が加わる生活スタイルの変化、母になるという役割の変化 など様々な変化が一斉におき、激動の時期です。体力・気力ともに消耗しやすく、感情面でも不安定になりやすいです。この時に、気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、赤ちゃんをかわいいと思えないなど 気持ちや心の変化が起こっている方は是非ご相談ください。
労働者のメンタル疾患に伴う休職は今や珍しいことではございません。
厚生労働省が「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支 援の手引き」(平成16年10月)を発表して以降、休職・復職判定、リワークプログラム、などが普及し、今では再発予防の観点まで視野に入れた治療が求められております。
一方、一向に減る気配がない過重労働・業務過多・ハラスメントを含めた人間関係など働く方々のストレスは減る由もございません。
長年の産業医経験を踏まえ、有効で現実的な治療を行います。
高齢者が増加し、介護保険もずいぶん根付いてきました。市区町村による様々なサービスも確実に増えてきております。
一方一人暮らしの高齢者や老々介護を行っているご家庭も確実に増え、孤立しがちです。
ですから、ご家族の「あれ??最近少し物忘れがでてきたかな?」と気づきはとても大切です。
年齢相応な物忘れか、病気を疑わせる症状なのか、最初はなかなか気づきません。
少しでも迷ったら、まずはご相談を。老年精神医学会の専門医がお答えします。
状況によっては、往診もいたしますので、ご相談ください。